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 北アイルランド・アイルランドの6日間ゴルフを終えて帰国しました。
 このツアーの構想は昨年6月中盤だったと記憶しています。とにかく、どの評価においても、世界5位までには必ず入ってくる北アイルランドのロイヤルカウンティダウンに私が行きたくて行きたくて、M.C隊長に予約を取っていただこうとお願いし努力していただいているのですが、なかなかこの予約が難しいんです。今回も5月3日だったかに取れる模様の連絡が入りましたが、すぐそのあとにやはりダメですわ!の連絡が入ったとかで、ガックリしておりましたところ、S.Mさんから「前田さんがカウンティダウンにどうしても行きたいなら、手段はあるかもよ!ただし、かなりのラグジュアリーツアーになるよ。その時は付き合うよ!とりあえず取れるかどうか?聞いてみようか?」」の話が合ったので「お願いします」と申し上げたのが始まりでした。
 すぐに「いますぐに返事するなら、ロイヤルカウンティダウン、それにロイヤルポートラッシュも入れたツアーが組めるそうだけどどうする?4人揃わないと頼めないけどね」となりました。すぐに、最初はこれまで2回イギリスツアーをご一緒していただいていたお二人に確認しましたが、残念ながらお二人は今回は行けないとなりました。S.Mさんから「明日中までに最終の返事をしないといけないけど、前田さん、前田さんがこの人なら!と思える方二人いるかな?」。
 私が思い浮かんだのはお二人。そう今回同行してくださったテツさんとT.Hさんでした。テツさんはその昔、マレーシアに行くという折、「前田さん、良いですよ!お付き合いしますよ!」とその場で返事をくれた方で、それ以降も何度も遠征にお付き合いいただいている方です。また、T.Hさんもアイルランドが好きで数度行かれていて、私がこれまで何度かかの地に行った折も、素晴らしいよねーと同調してくれていた方でした。無論、お二人とも弊社縁の方々です。
 どちらの方に最初オッケーをいただいたかは失念しましたが、S.Mさんとの「明日中に」の電話を終えて1時間もしないうちに私はお二方から「了解しました!行きます!」と即断即決・快諾をもらいましたので、S.Mさんにお二人の名前を告げて、正式に予約をしてください!と連絡を入れました。エーもう二人決まったんですか!?というびっくりなさっていたのはよーく覚えています。
 こうして、このツアーは始まったのでした。もう、お二方に大感謝です。
 そして、7月31日の加賀屋杯でこの3名にご一緒の組になってもらい、まずは、顔合わせから始めました。
 その後、3月11日に約2ヵ月前打ち合わせをしました。そうそう、この時に、S.Mさんからマイルがたまっている方はアップグレードが出来るから頼んでおくのが良いとのアドバイスももらいました。
 で、5月1日の本番を迎えました。
 
 5月1日早朝、もう、ワクワクし過ぎで早~くに羽田に到着。
 私は自分の登場手続きを済ませ、ファーストにアップグレードされたテツさんを待ちます。で、一緒にファーストのラウンジに入りました。途中、縁のK.Fさんにラウンジでお会いしました。前田さん、奥に靴を磨いてくれるとことがありますから行かれると良いですよ!とのアドバイスをもらい、行ってきました。ナイスでした。
 ラウンジで4人で寛いでいざ乗り込みます。
 14時間半かけて羽田からヒースローへ。料理や飲料もファーストとでは雲泥の違いなんですね。 
 到着後、ブリティッシュエアーでヒースローから北アイルランドのベルファストに向かいます。ベルファスト到着は、現地時間の20時40分(日本時間5月2日4時40分)でした。ホテル到着は21時15分(日本時間5時15分)、グランドセントラルホテルに到着。幕張を出て丸24時間経過して北アイルランドに着いたことになります。
 初日はベッドに入っても全然眠れず。結局、朝4時頃にようやく眠れた感じ。

 あまり眠れずで初日の今ツアー私の一番の目玉であるロイヤルカウンティダウインへ。
 常に世界のゴルフ場ランキングで5位までに入っているゴルフ場です。UKでは文句なしで一番良いとされているゴルフ場です。
 まずは、打球場へ行ってみました。打球場で打つのは今ツアーで最初で最後となったのですが、プラクティス用の黄色いボールでピラミッド型のボールをすべて打ちました。やはり、打球場で体をほぐすのは良いと見え、この日のショットが一番良かった気がします(笑)。だから、私は1個しか球を無くしませんでしたが、テツさんは10個くらい無くしてました(笑)。S.Mさんもかなり無くしてましたね。

 とにかく、かなりタイトなゴルフ場でゴース(写真にある黄色い花を咲かすトゲトゲのハリエニシダ)が迫ってきます。それでいて、グリーン周りが超難解。ここで全英シニアに優勝された須貝昇プロを尊敬します。
 リンクスには珍しく海だけではなく山が見えたり、それなりに起伏があったり、ゴースが超見事に咲いているし、手入れもナイスだし、何よりグリーン周りを含めてコースが超手強いのが特徴。正直、ここが世界の5番以内か?と思ったのが初日の感想だった。
 が、プロショップではウキウキしながら楽しんだ。結局、すべての価格がものすごく高いので、自分のための買い物は出来なかったが、ロイヤルカウンティダウンのキャディバッグだけは買ったのでありました。
 
 で、この後の車の中で、テツさんの体調がよろしくなくなり、テツさんは夕食には同行せず、部屋でお休みすることに。生あくびをしていたから心配である。ただの疲れだけからなら良いが。。。
 
 翌朝、テツさん、なんとかなりそうな感じとのこと。4人で一緒に元気に朝の食事をする。とにかく食しておかんといけんよ!と申し上げました。
 2日目は来年第153回全英オープンの会場(過去1951年と2019年に開催)であるロイヤルポートラッシュです。ここの会場は1888年です。
 まずは、おおー、典型的なリンクスコースだな!を直感させました。まだ、廻っていませんが、明らかに初日のロイヤルカウンティダウンに比べて与しやすい印象をまずは受けました。
 スターターのダレンさんと昨日買ったばかりのカウンティダウンの帽子を被って記念写真です。ここも海岸線が美しく、ウットリします。ロイヤルカウンティダウンに比べて圧倒的にゴース(ハリエニシダ)の黄色い花が少なく、それだけでも正直ホッとします。ゴースに入れば球は無くなるし、当然打てないしとなりますが、ヒースなら見つけられますしSWなどで打てばなんとか脱出出来るからです。
 ここはゴーアウトカミングインのコースで、9番終了後に飲んだビールとスープが超美味しかったです。キャディのマイケルはとっても人懐っこい男で、英語が苦手な私ともバッチリコミュニケーションが取れてナイスなラウンドを展開できました。マイケルが最後に「シンゴ、今日はとても楽しかった。ユーはとてもナイスハートとナイスマナーを持ったグッドプレーヤーだ。英語はちょっと弱いけどね(笑)。」とマイケルが言ってくれたことは、おそらくお世辞だろうが、私にとってはとっても嬉しかった。
 ロイヤルカウンティダウンに比べてロイヤルポートラッシュの方が、よりリンクス的で開放感があり親しみやすい感じがした。そこに、戦略的な要素が詰まった設計になっているのでやっていてワクワク感がある。来年のジ・オープンの会場となるが、来年の試合が今から楽しみとなった。
 
 その後、世界最古のウイスキー蒸留所であるブッシュミルズ蒸留所を訪問し、ウイスキーを試飲。その後は、緑豊かな自然が広がるアイルランド島の北端、約8kmにわたって続く切り立つ海岸線を、六角形の玄武岩の石柱群が覆い尽くすジャイアンツ・コーズウェイ(巨人の石道)に行ってきました。ゴルフ以外での歩きが苦手な私はちょっと草臥れてしまいましたが。
 夕食は北アイルランドの色合いが強いレストランでしたが、これもイマイチでした。
 
 翌朝、3泊したグランドセントラルホテルを出発し、3番目にプレーするコースはカントリーラウスです。朝から雨が降っています。ついに雨となりますか。。。が、到着して、プレータイムになりましたら、なんと雨が止みます。さすがはお天気係で同行しているマエシンです。
 ここはまさにリンクス!という形容の大変オーソドックスなリンクスコースです。ですから、結構面白かったです。ここでもハーフ終了後にス-プを頼みましたが、ここのはイマイチでした。
 プレー終了後には、今日から4泊するアイルランドはダブリンの5つ星ホテルであるメリオンホテルに到着。うわー!凄い!で、お部屋に入った瞬間、これがまた超豪華!絢爛!もう夢のようなお部屋でした。ここなら何泊でも泊まりたい!
 この日の夕食はメリオンホテルからほど近いイタリアン系のアイルランド料理の店でした。ここはまずまずでしたかね。
 
 4日目の朝は、メリオンホテルでの超豪華な素晴らしい朝食を優雅に頂き、4ラウンド目のゴルフ場は1894年開場のポートマーノックです。ここも実はマエシン、楽しみだったゴルフ場です。門番がいる高貴なゴルフ場でしたが、到着してすぐ、ネアン的なゴルフ場でハウスの雰囲気はロイヤルアバディーン的なゴルフ場と感じました。
 とても明るい雰囲気のゴルフ場でノースべリックの雰囲気をも持っているゴルフ場でした。お土産品の品数も豊富で、良い品が多かったですね。
 ここでの思い出は「マエシントイレに閉じ込められる」でしたね。プレー終了後、便意を催したマエシンがトイレに入り、出ようとしたら、なんと、鍵が開かない。。。捻り型の鍵を必死に回そうと指を捻るがまったく動かない。12分ほど奮闘したが、もう指が痺れて動かなくなりました。私は隊長のS.Mさんの携帯に電話をし、エマージェンシーになってます!と伝えます。2分くらいしたら、屈強と思しき男性が登場のご様子。扉の外からドンドン!と凄い音。思わずヒェーと叫ぶマエシン。このカギを壊すから!離れていてくれ!と声が掛かる。マエシン、一番後ろまで下がる。ドン、ダン、ダンと音とともにカギが破壊された音が。無事、扉があいた。フー。
 帰りの車の中で皆に「さすがは前田信吾、必ず事件を(笑)、いや、思い出を作ってくれる男だ!」と冷やかされてしまう。
 夕食は町中の中華でした。まずまずでしたかね。
 
 5日目の朝もメリオンホテルでの超豪華な朝食を堪能し、5ラウンド目のゴルフ場はヨーロピアンクラブです。到着後、オーナーの方が諸々説明してくれました。が、英語が苦手な私にはチンプンカンプンです(笑)。コースからはなんとなく苦手なニオイを感じます。ここは完全セルフのコースであります。
 ちょっと雨も降りましたが、プレーしてみての感想は、やはり、苦手なコースでした。人工的なリンクスで、トランプインターナショナル的なゴルフ場でした。このコースのマエシン評価は?でした。
 この日の夕食はメリオンホテルで食すしました。が、欧米の高級ホテルでの優雅な食事形態はマエシンには合わない。フラストレーションが溜まる溜まる(笑)。
 
 6日目の朝、メリオンホテル最後の朝食もしっかりいつものように目玉焼き2個とオムレツ諸々入りをしっかり食し、今ツアー最終ラウンドはジ アイランドゴルフクラブです。朝方曇っていたお天気もどんどん晴れてきまして、最後のラウンドを景気づけてくれました。
 ここの14番ミドルホールは世界一フェアウェイが狭いホールと紹介されていますが、フェアウェイは8yしかありません。ここをマエシン以外の同伴者3名の方々は全員フェアウェイをキープ。素晴らしかった!
 こうして6つのリンクスゴルフ場を連続で廻らせていただきましたが、とっても素晴らしい至福のゴルフ場巡りでした。
 最終の夕食はウエルズレストランへ。ここはまずまずでしたね。
 
 翌朝、超早い時刻から、名残惜しいが荷造り開始。6時半にメリオンホテルをチェックアウト。ダブリン空港からブリテッシュエアラインでヒースローへ。そこから電車に乗り、ロンドンバス観光に向かいます。バッキンガム宮殿の周りを散策したり、トイレを探す旅に出たり(笑)、ウエストミンスター寺院をバスの中から拝見する。
 その後、JL44便で羽田へ。なんと、帰りはマエシン生涯初となるファーストクラスです。森伊蔵のグリーンを飲みに飲む。森伊蔵のグリーンは生涯2度目。はい、昨年5月に行った鹿児島の最高旅館白水館で飲させていただいた以来です。また、食事も好きなものを好きな時にいただく。これだと全くフラストレーションはないし疲れません。
 
 日本時間5月1日朝に羽田を出て、日本時間5月9日夕方に羽田に戻ってきました。
 このように2024年の北アイルランド・アイルランドのゴルフ旅行は終了したのでした。
 
 2018年7月に初めてスコットランドでプレーをさせていただき、以来、一度はどうしても行ってみたかったロイヤルカウンティダウンに行かせてもらいました。しかも、ゴースの花が一面黄色く咲く5月に。私の願いを叶えてくださったS.M隊長、即答で「信吾ちゃん!了解!付き合うよ~」と言ってくれたT.Hさんと「前田さんが是非行きたがっているコースなら、喜んで参ります!」と即答してくれたテツさんに感謝です。
 今ツアーでロイヤルカウンティダウン、ロイヤルポートラッシュ、カントリーラウス、ポートマーノック、ヨーロピアン、ジ アイランドクラブと6コースでプレーを堪能させてもらいましたが、ホント、楽しめました。
 皆さま、ありがとうございました!
 尚、紀行文の完成まで2か月かかりましたこと、深くお詫び申し上げます。
 
 以上、北アイルランド・アイルランド紀行文でした。

 

掲載日:2024年5月10日、5月18日、7月8日