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 春場所は新入幕力士の尊富士が110年ぶりに優勝するという偉大な記録が生まれた大阪場所となりました。新入幕の尊富士は初日から新入幕力士としては大横綱の大鵬以来となる11連勝を飾り、12日目には大関豊昇龍二に黒星を喫しましたが、13日目には大関候補の若元春を撃破し単、豊昇龍と大の里の追随力士に2差をつけて単独先頭に立ちました。
 勝てば優勝が決まる14日目は元大関朝乃山で敗れた際の土俵際で尊富士は右足首のじん帯を損傷する負傷を負います。私も車いすで下がって行く様を見て、110年ぶりの大記録は夢の幻になるのか?と思いました。
 が、尊富士は翌日の千秋楽では見事に土俵入りしただけではなく、負傷もなんのその、正攻法の相撲で対戦相手の豪ノ山を押し倒しで破り、見事13勝2敗で幕内最高優勝を飾り幕を閉じました。
 私は、私自身が大好きで何度となくゴルフもご一緒させていただいたことがある、千秋楽の向こう正面で解説をしておられた舞の海秀平さんが「この足の状態では変化するか?踏み込んでいくか?」と仰っていましたが、この時ばかりは私はテレビに向かって「秀平さん、尊富士は変化など絶対しませんよ!ね、伊勢ケ濱親方!!」と当日解説されていた師匠の伊勢ケ濱親方と秀平さんに声を出したくらいでした。伊勢ケ濱親方もきっと私同様に「舞の海さん、うちの尊富士はそんな相撲は取りませんよ!」と言いたかったであろうなと推察もしていました。
 取組前は、テレビでも伊勢ケ濱師匠は尊富士の怪我のことをあまり話されませんでしたが、優勝が決まった後は、「正直言うと、、相撲が取れる状態ではなかった。じん帯が伸びきってましたから」とテレビでも話されてましたが、実際はあの相撲を取りました。
 
 執念、気迫、心臓のどれもが今場所はどの力士よりも輝いていたと思いますし、一番強かったように思います。是非、この素晴らしい瞬発力で出足から一気に持って行くという相撲を磨いて、今度はちょっと細くてやわに感じる下半身(特にひざ下)をもっと強化して邁進して欲しいと思います。
 
 今場所も熱戦が多く、千秋楽の取組も、結びの霧島と琴ノ若も素晴らしかった。故郷の大の里の身体を生かした馬力は認めますが、朝乃山同様に、焦って(逸って)出る癖があり、最後に粘り腰がある豊昇龍などには逆転を食らう傾向にあります。伊勢ケ濱意親方と秀平さんも仰ってましたが、まわしを取ってもう少しじっくり相撲が取れれば横綱には間違いなくなれると思います。
 大の里には故郷では輪島以来となる横綱になって欲しいですし、尊富士もそうですが、これまた輪島以来となる大学出身の横綱を両名には目指して欲しいと思います。
 
 私の仕事は相撲とは全然違いますが、接した方から「接客に感動した。良いディールをありがとう」と言ってもらえる仕事を目指してこれからも頑張ろうと思いました。・
 
 以上、独りごとでした。

 

掲載日:2024年3月25日