ゴルフ会員権の購入をお考えのお客様におすすめします

 私はPGMのゴルフ場、京カン、総武、PGMマリア、ザ・竜ケ崎、プレステージの会員です。
 私はアコーディアのゴルフ場のいくつかにも10年前くらいに入っていたことがあります。が、現在はどこにも入れていただいておりません。
 PGMとアコーディアはもともとは違う経営会社・経営者が持っていたゴルフ場を次々に買収し、ゴルフ場運営をし始めた2大ゴルフ場運営会社でした。
 が、その両社は運営の仕方が違っていました。
 アコーディアは金太郎飴政策、つまりはどこを切っても同じといった具合で、どこにいっても同じ匂いのゴルフ場でした。が、PGMはその各ゴルフ場が培ってきた文化を踏襲しながらそれを活かした運営をしてきました。
 買収していったゴルフ場のほとんどは会員制ゴルフ場でした。いつしか両社には違いが出てくるようになりました。片方は各ゴルフ場が会員制ゴルフ場としての立場を守りながら運営をして行き、片方はどのゴルフ場もビジターにも優しいゴルフ場として進んでいきました。
 会員制ありきとそうでないゴルフ場。その違いは会員権相場にも当然ながら反映されてきました。
 
 今年、8月19日にPGM南市原に行きました。
 なんと、レストランでは飲料が私があまり好きではない会社の1種類だけになっていました。飲むのを止めました。寂しい思いをしました。
 
 11月12日の土曜日に総武に行きました。いつものように、朝、レストランに行きました。焼酎のボトルキープはこれまでは芋焼酎なら数種類ありましたが、今はかなり高級な銘柄の1銘柄だけになっていました。
 9時45分スタートと遅めのスタートでしたが、スタート時間はピッタリ定刻でした。このあたりは流石でした。で、茶店で飲料をいただこうとしましたが、ある銘柄がやはり1種類しかなくなってましたので、飲むのを止めました。
 
 経営サイドからすれば絶対1銘柄にした方が営業的に得であることはわかります。が、総武はPGMのフラッグシップコースなのですから、飲料はこれだけ!ではなく、お客であるプレーヤーにもほかの選択肢せめて1種類くらいは選べるようにして欲しいと思ったのと同時にムムッと思いました
 
 
 以下は10月31日にGDOさんから発表された記事です。恐れながら、引用させていただきます。

 

国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で主催者の立場から谷原秀人に大会欠場を促した件について、パシフィックゴルフマネージメント社は31日、GDOニュースの取材に回答書を通じて答えた。全文(原文ママ)は以下。
 
<回答書>
御社よりいただきましたご質問に対し、社内にて確認を取りました結果、下記のとおり回答申し上げます。
 
■前提
・HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP(以下:HPC)は過去7回開催しており、昨年・一昨年はコロナ禍ということもあり開催を休止していました。
・休止してから、日本ゴルフツアー機構(以下:JGTO)および一部選手から再び開催して欲しいという要望を常にいただいておりました。
・年間試合数、試合毎のギャラリー数などから、男子ツアーが非常に厳しい状況下である中、少しでも男子ツアーが盛り上がってもらいたい、また選手に1試合でも多く活躍の機会を提供したいという強い思いから、急遽3ケ月前の8月に開催を決定しました。
※レギュラーツアー3ケ月前の開催決定は異例であり、コースコンディション・開催準備などにおいても我々主催者側には相当の負荷がかかります。
 
■谷原選手のHPC欠場経緯と理由
谷原選手は現在選手会長という立場で、HPCでも過去2回優勝しているにも関わらず、
・本大会開催(HPC)に際し、我々主催者側に対し選手会長として何の連絡(御礼等)もなかったこと。
・国内ツアーに出場せずLIVゴルフ出場を優先していること。
・選手会主催の大会(JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP)にも出場せずLIVゴルフに出場したこと。
・HPCにエントリーしたものの、同週開催のLIVゴルフ出場資格が得られればHPC出場はキャンセルするという条件であったこと。
・谷原選手が松山英樹選手をLIVゴルフに引き込もうとした行動があるという情報が、平和PGMグループオーナーである石原昌幸会長の耳に入ったこと。

これらのことから、我々主催者サイドの男子ツアーに対する思いと、谷原選手の考えには大きな乖離があると感じ、石原昌幸会長は大いに憤りを感じました。
谷原選手に対し、主催者が選手の出場を拒む拘束力は無いということは当然理解した上で「谷原選手には今回HPCの出場を遠慮してもらいたいという気持ちである」という石原昌幸会長の思いを、PGM田中社長を通じ谷原選手に伝えました。
谷原選手は「そういうことなら辞退します」と明確に答えられました。

 

 谷原選手には憤りを感じられたその気持ちはわかります。が、上場会社の広報のコメントして、このコメントはいかがでしょうか、私はこれが大会社のコメント?と感じました。
 ツアーをやって下さることは選手の皆様のみならず、ファンをはじめゴルファー皆が大歓迎であることは事実ですし、また、ツアーをなさることがどれだけご苦労があるかもわかります。が、このコメントからあからさまに「我々は大変なんですよ~」的というか、このコメントから少し傲慢なイメージ感じた人は私以外にもおられたのではないでしょうか?
 
 石原会長がそうお思いになられたとしても、広報はこのコメント発表ではなく、違う言葉で発表することはできなかったのでしょうか?それともこの文言では発表したいという強い石原会長の意思表示がなされたのでしょうか?
 
 ゴルフ場は当該ゴルフ場の経営者のものでもあります。また、会員制ゴルフ場であるならそこに集う会員のものでもあります。また、そこで働いているスタッフのものでもあります。そして、ゴルフ場はそこに集うゲストさんの協力もいただいて成り立っています。
 それらの方々すべてが満足するものであることがベストです。そして、それら皆様の心が融合されてより良いゴルフ場が出来るのではないでしょうか?
 プレーに来てやっている。プレーをさせてやっている。サービスを提供している。食わせてやっている。
 ではなく、
 プレーに来てもらっている。プレーさせてもらっている。サービスを提供してもらっている。食べさせてもらっている。
 皆がこのように思うことが良いゴルフ場・良い倶楽部を作るのではないでしょうか?
 
 今、まさに平和PGMが今後どういう風にかじ取りをしていくのか見守りたいと存じます。
 
 以上、今週の独りごとでした。

 

掲載日:2022年11月14日