12月1日から我孫子の名変料が税込330万円から440万円に上がり、名変預託金も100万円から300万円になります。
今月から10月1日から嵐山の名変料が税込220万円から550万円に上がりました。今年7月からは鎌倉カントリーの名変料が税込33万円から49.5万円に上がり、特別預託金が100万円から200万円に上がりました。
入会希望者にとっては“あらま!”の変更であります。
が、上記は倶楽部で決めることであり、部外者がとやかく言えるものではありません。が、会員権業者から言わしてもらうと、名変料が安い方が商売的にはありがたいです。で、これは無論、買い手さんや売り手さんにとってもありがたいのは間違いないでしょう。
今、ゴルフ場はとても賑わっており、どのゴルフ場においても予約がままなりません。これは眠っていた、いわゆるスリーピングメンバーと言われていた会員さんから毎週のように来場する方に層が変わったことが一番の要因です。
決して会員が増えたわけではありませんが、一般の会員さんに置かれましては、ここ2年ほどで大きく予約の状況が様変わりしたわけですから、「あれ、うちの倶楽部はもしかして会員を増やしているんじゃないか?」と感じる人もいるかもしれません。募集をしているコースを除いて、増えている倶楽部はないはずです。もしかしたら、、、バブル期はあったも知れませんが(笑)。
どこもかしこも上がる中、千葉県の老舗ゴルフ場の鹿野山が11月1日から税込22万円の名変料を税込16.5万円に減額変更するという報が入りました。素晴らしい!逆を行く!こういうのって目立ちますね。応援したくなります。報道により、今は買い一色です。
正直、名変料を上げたりすると、入会希望者は減るでしょうから新陳代謝は起きにくくなります。
が、これ以上、予約がタイトになるなら、そうしようと考える経営陣の方がいても不思議はないでしょう。ただし、これまで通りの名変料収入は入らなくなります。それでも、俱楽部運営に於ける財源が確保されるという裏付けがあれば十分やっていけます。
問題は、このゴルフ場の予約が取れない現象は一時的なものなのか?それともしばらくずっと続くのか?であります。
上記したように、名変料等を上げると入会希望者は減るのが通常です。が、それでも減らないとすれば、その倶楽部がとても素晴らしいからでしょう。また、未だ予約が取り易いからと言えるでしょうし、何より、その倶楽部がとても魅力的・素晴らしいからと言えるでしょう。
以上、独りごとでした。では、山口、福岡、栃木、兵庫、埼玉、兵庫、大阪、茨城のゴルフ行脚に行ってまいります。
掲載日:2022年10月20日