真夏の戦い理事長杯:その4@総武CC アラフォー三兄弟

2011年08月11日


決勝の疲労も半端無く、またもや接骨院に4日通う。
特に足の疲れが全く取れない。やはり緊張しての歩き2ラウンドは堪えますな。

前日。夕刻、またもや四街道のサンビック練習場。
ここ3週間同じスキームで練習とラウンドを繰り返す日々。サンビックと総武もいい加減飽きてきました(笑)。
今回も150発に限定して練習。暑さが半端なく、練習場はガラガラ。
ドライバー、FWが酷い。まあ、何とかなるかなと思い、練習終了とする。

当日。決勝3回戦。これに勝つとベスト4、で、もう一回勝つと決勝。
但し、ここからは調子の良い人とのぶつかり合い。皆さん、大差で勝ち上がってます。
マスター室でコインを貰うと「長兄(S)さんですね。」頑張ってくださいと声を掛けて頂く。
最近毎週行っているのと、決勝進出者でハンデMAX君なのもあり、結構有名人になっているらしい(汗)。
基本ハンデが多い方は、1回戦で討ち死にするらしいが、ハンデ多しでシングルさんを2名撃破。
ハンデ多過ぎる疑惑が競技委員会やマスター室で噴出しているのだろう(笑)。

さて、スタートです。
競技委員長S氏も含め少し談笑。ここでもハンデのお話が。
対戦相手は総武で知らない人はいないI氏。「長兄君は金持ちだからなぁ〜。」
「うん、金持ち?」どうやらハンデが多くて余裕で勝ち上がって来た事を皆さん知っているらしい(汗)。

対戦相手のI氏ですが、去年の理事長杯予選同組でその実力は目の前で確認済み。ハンデは2で長兄は14。
この3回戦は12枚頂けるが、先週は仕事もそこそこにしておいて、重ね重ねシュミレーションを行ったが2枚足りない。
この方、平均ハーフ37で周る実力。39でやってもうた位の打数なんですよね。。。
で、長兄はパーの回数が最低でも6個必要で、勝ちきるには8個必要と計算しました。
ハンデは12枚あるんだから大丈夫なんじゃない?と考える方も多いでしょう。その結果は、この後で。

総武CC|中10番

中10番:短め真っ直ぐロング グリーン近くから打ち下ろし。★ハンデあり!
やはり緊張した。引っ掛けて左の林。暫定球はセンター。うーん、ハイハンデプレーヤーの基本形ですね。。。
I氏は距離はそこそこにセンター。うん、I氏は基本全部真っ直ぐだから良いも悪いも無いですな。
全ショット「ナイスショットでーす。」って言っておいても、たいして間違ってないから(笑)。
で、長兄は左の林に直撃した球を出して、サードを4UTで打つと鬼引っ掛け!やっぱり最初が駄目だ〜。
I氏はサードを奥に少し外す。あれっ?ボギーあるか?と一瞬甘い考えを浮かべながら、長兄はSWでやっと5オン。
ハンデホールなのでI氏がボギーなら、分けもあるよと思った事じたいが無駄でした。。。
I氏は10Y強をピタリと寄せてパー。簡単に1ダウンです。うーん。


総武CC|中11番

中11番:短めミドル。セカンド以降、高麗とベントで二又に分かれる。★ハンデなし。
実際目の前で再戦してI氏の基本パターンを再認識。やはりシュミレーション通り。
何があろうが基本はパー。相手はパーしかないと思ってゴルフするべきですが、普段こちらはパーマストでゴルフしてないから、ハンデ12枚ではかなり苦しいですね。18枚なら勝てるけど。

ここからはI氏のショットの内、ミスショット事しか書きません。
残りは全部真っ直ぐナイスショットですので、あしからず。
長兄は、いつもの通り7Wでティショット、セカンド180Yを5UTで林を避けローフックでパーオン。
こいつは上級者を多少ビビらせる効果あったと確信。で、I氏がまさかのアイアンミスでバンカーIN。
で、あー、I氏がバンカー入ったから長兄の勝ちだねと思う無かれ。
この方はバンカーでもラフでも30Y以内は全部1M以内です。50Yで2M以内位かな。
常に入りそうです。後で書くけど入っています。何ていうかな、手で投げたのとあまり結果変わりません。
研修生も凄さを認める存在ですからね。でも距離が出ない方ではないですよ。飛距離は普通です。
で、長兄10Yファーストパットは1M残り。I氏のサンドは1M。結局、三打目までの結果は同じ。
先にI氏が入れる。長兄は外したら負け。パーオンしてても、分けか負け。苦しいです。でも入れて分ける。1ダウン変わらず。ふー。


総武CC|中12番

中12番:長めミドル。フェアウェーが強めの左下がり。★ハンデあり!
ハンデホールです。このミドルは相変わらず難しい。パーオンは誰でも無理だと思います。
長兄のティショットは無難に左ラフ。ここは兎に角ボギーホールドが全て。
I氏のセカンドがまさかの左林一直線で暫定球も打つ。これは貰ったでしょうと思うような位置です。
長兄は無難にセカンドUTでバントしてSWで5Mに。よしよし、予定通りです。
で、I氏のサードショット、林の奥から低いランニング。
とんとんと来て、ラフにワンクッション。えっ、のって、のってきました8Mにナイスオン、ガーン。
あそこから、のるのか?と少しショックを受けていたら、追い討ちでI氏その8Mをガツンパー!
はれっ?一気に形勢逆転。。。でも慎重に距離を合わせてハンデパーとして、分け。1ダウン変わらず。。。


総武CC|中13番

中13番:少し長めのショート。右の林が迫り出している。★ハンデなし。
いやー、苦しいです。UP貯金もできないし、このままズルズル行ってしまうのか?でも粘っていきます。
I氏は当たりが薄く左手前のバンカーIN。かなり納得していない様子です。でもパーを確信していると思います。
長兄は、このホールフックではグリーンを狙えないので、唯一スライスを打てる5UTで、積極的に刻みます。
スライス目で打っておくと、セカンドが花道からアプ可能。先週、仕事をしないで考え抜いた作戦です(笑)。
で、セカンドアプは30Yでしたが、無難に寄せて3M強。
I氏のバンカーは大ミスで2M。2Mでかなり怒ってます。俺ならナイスアウトなんですが(^^)。

さて、勝負どころ。8割以上の確率でI氏はパーセーブしてくると考える。2Mの上りだし。
こちらは下りのスライス。ですが、先週からグリーンに速さが出てきてパットの調子は上がってきています。
慎重に読み、時間を取る。そして、静かに打った球は、左淵から綺麗にカップに消えました!
ファイヤーパーです。やりました!
これを見たI氏はミスパットからボギー。ハンデ無しホールで勝ち。トータル分けに戻します。
後で聞いたら、このホールの結果は、かなり悔しかったそうです。


総武CC|中14番

中14番:右ドック、長めミドル。★ハンデあり!
気を良くした長兄は、ドラナイスからセカンドをUTでサブグリーンにON。
ここもハンデホールですし、長いミドルなので、充分の結果。
I氏は番手ミスから手前。と言うか、今日のキャディさんは駄目駄目さんでして、距離は?と聞いても、あそこに距離表示の木がありますから、との回答。
じゃなくて、ここはこう言う状況だから180Y弱です等と答えるのが普通なんですが。。。
その結果からI氏はここから距離に関してを聞くことは無くなりました。自分も歩測とヤード表示で計算。
まあ平等なんですが、新米会員の俺は不利だね(笑)。

このホールの結果ですが、こんな感じ。
I氏の残り20Yアプは、20センチに寄ってパー。
長兄の残り20Yアプは、3Mに寄って入らずボギーはハンデパー。。
このホールに限った事ではありませんが、毎回ファイヤーパーセーブしないと勝てませーん。分けてイーブン変わらず。


総武CC|中15番

中15番:短め真っ直ぐミドル、ライン出しが大事。★ハンデあり!
いつも長兄的には視覚的に狭く見える。前回はチーピンしか出なかった。右の林が邪魔すぎる。
で、今回はチーピンだけを避けて打ったら、右にプッシュしてOB。どうにもなりませんね。
もし、攻め手があるとすれば、積極的にティショットを7Wでバントする事だったかも。
I氏はパーオンパー。このホールは捨てになりました。1ダウン。


総武CC|中16番

中16番:短めのショート。左からフォロー気味。★ハンデなし。
ハンデが無く、ピンチが続きます。I氏が風の計算ミスで右に外す。
これを見て、長兄は無難に5UTを選択。今思うと、駄目選択。
結果、奥に大きくオーバーして、アプもグリーンに止まらず深いラフへ。長兄に全く余裕なし。
しかし、I氏が感じを出しすぎて、まさかのミスアプで。3M残し。

「キャディさん、パター!」

来ました。早くも禁断のテキサスウェッジ発動です。今日は発動が早い。つまり余裕が無いという事です(汗)。
I氏も何だ?と言う表情でしたね(笑)。
で、この10Yラフラフテキサスは1Yに寄る。いやー、この選択、日本の国債より堅いね。ヘッジが効いてます(笑)。
I氏はダボ計算してただろうなぁ。で、I氏のパートライは、カップ横をすり抜けボギー。長兄も沈めて分け。
このホール、よっしゃよっしゃ!の分けですな。1ダウンは変わらず。


総武CC|中17番

中17番:クランク風のロングの距離は普通。★ハンデあり!
ここまでやる事やっても1ダウン。いままでの対戦相手とは格が違いますね。
中ボスクラスには勝てるけど、大ボスクラスには三流ゴルフは通用しません。。。
それでも粘ってやろうと思う長兄のドラは酷い。左から左へのチーピン。いやがると右プッシュ。どうにもならん!

I氏のサードショットが風に落とされてバンカーIN。
長兄はセカンド出して、7Wでまた左ラフ。もう行くしかないから5UTの4打目は奥バンカー。死んでます。。。
でも、最近バンカーの調子良いんです。出るウェッジ、「ピンアイ2」を「ピン愛2」くらい、愛してます(笑)。
信頼して打ったバンカーショットが1Mに。これを慎重に沈めてボギーはハンデパー。
I氏ですか?普通に寄って普通にパーです。特に書く必要も無い精度。。。1ダウン変わらず。


総武CC|中18番

中18番:真っ直ぐ打ち上げ距離は普通のミドル。★ハンデあり!
前ホールのリカバリーで気を良くした勢いもあり、長兄のドラは270Yのビックドライブでました。
I氏に少し距離の差を見ていただいたのかもしれません。I氏のセカンドは力んだ感じでショート。
長兄のセカンド8鉄は5Y強にナイスオン。やっとプレッシャー掛けれてます〜。
I氏のアプは上りきらずでカップの位置も難しく、パーパットはスルリと抜けてボギー。長兄はパーで勝ち。イーブンに戻します。

前半を終え、ハンデ6枚頂いて、自分の中では結構、我慢の効いた良いゴルフ。
しかしイーブン。先が見えませんね。


総武CC|東1番

東1番:短い真っ直ぐロング。★ハンデなし。
軽いフォローで距離は全くいらないコンディション。適当にドラ打ってチーピン。
皆が見ているから恥ずかしい〜。このマッチプレーと言うのは、通常ラウンドの皆様をお待たせしてラウンドします。
基本的にティグラウンドでは、どなたかが見ていますので、ミスショットは、かっちょ悪いんです。。。
東の1番ホールには20人位いたかな。シベリア発の寒いチーピンでごめんなさい。暑さも吹っ飛んだでしょう(笑)。

問題はここから。セカンドナイスからサード120Y。ピン奥。フォロー強し。
番手に迷いました。ピン手前ならAWでしょう。PWで攻めるか?フォローにのると怖いな。
結局、無難なAWを選択しましたが、これがミス。ショットでは無く、ジャッジ的に大ミス。
そもそも、I氏の三打目がグリーン傍だからパー確定。つまり、一定の攻めが必要なのにAWで守り。
結局、12Yを残してしまい致命的な3パンチ。致命的なミスは流れを失います。I氏パーで1ダウン。


総武CC|東2番

東2番:短いミドル。テイショットが狭い。★ハンデあり!
長兄のティショットは、鬼チーピンで距離も出ずフェアウェー。まがり過ぎと言うか前に飛ばん。
I氏は右ラフから、セカンドをサブグリーンに外す。が、25Y打ち上げの難しいアプは30センチ。どんだけ〜。
長兄は必死のボギーON、ボギーで分けるのが精一杯。1ダウン変わらず。


総武CC|東3番

東3番:長いショート。右手前にバンカー。★ハンデあり!
強いアゲインストの為、I氏は右手前に外す。長兄はヒール引っ掛けでブッシュIN。駄目だ〜。
余裕無くザックリ王子を繰り返す長兄。それを見てのI氏20Y打ち上げの難しいアプは、カップIN。
はいっ?そこから入りますか?入る人は入るんですね。でも、この方の場合、狙ってるから怖い。2ダウン。


総武CC|東4番

東4番:長さ普通の真っ直ぐミドル。★ハンデなし。
残り6ホールとなり、2ダウン。やや、打つ手が無くなって来ました。
長兄の調子も今一歩。且つ、I氏の調子は良く、結果的にはアンダーの世界に突入してます。
それもゴルフ。続けます。長兄のドラはプッシュで林。出してラフ。無理して5UTでバンカー。
I氏もセカンドミスで20Yバンカー。でも、30センチに寄せてパー。
長兄は必死のバンカー。長兄的にはスーパーで1Mに寄せてハンデパー。無理やり凌ぎます。2ダウン変わらず。


総武CC|東5番

東5番:長いミドル。打ち下ろして打ち上げ。★ハンデあり!
残り5ホールで2ダウン。一つ取り返したいところですが、目の前でピタピタアプを毎回やられると滅入ります。。。
長兄のドラは、その辺りを転がるチーピン。どうにもならんな。セカンド無理して5UT。右プッシュ。
いま思えば、もう少し選択肢があったかもなぁ。でも、行くしかないか。
なんだかんだで4オン。I氏は20Yのアプを20センチに寄せてパー。この方、基本パター打つ必要ありません。
長兄のボギートライは入らずダボで3ダウン。終戦が近くなってきました。


総武CC|東6番

東6番:打ち上げ。180Yのショート。★ハンデなし。
アップドーミーです。ここで気がついたのですが、ハンデを貰っていても、
その前で終わってしまっては何の意味も無いのです。5番は死んでもボギー必須だったのか。。。気が付いても後の祭り。
I氏のティショットはバンカーIN。でも余裕の表情。
長兄は攻めるしか無く、大きめの4UTで打つと奥のバンカー。顎高しグリーン下りで致命的な場所です。
それでもナイスアウトで5Mにのせ我慢します。あとは、I氏の結果ですが、駄目でした。
I氏は20Yのバンカーを50センチに寄せて来ます。神も仏もありません。えーん(泣)。


そして、長兄の2011年最後の理事長杯5Mパートライは、静かに外れ。I氏が入れて、ここで握手となりました。
あー終わっちゃたなーと言うのが第一の気持ち。もっとやれたかなーとも思いましたが、
ここまで実力の差があると、どうにもならない感もあり、意外とサッパリしてましたかね。

送迎車でクラブハウスに戻ると研修生がどうでしたか?と一番に声を掛けてくれました。
「残念だけどIさんの完勝だよ。」と言うと、凄い残念そうにしてくれたのは、長兄的には嬉しかったです。
I氏からも、長兄のゴルフについて語って頂き、去年よりグリーン周りの成長が見えたので、前半は辛かったとお話してくれました。

そんな2011総武理事長杯。
結果も満足しておりますが、人と人の繋がりと言うかメンバーライフに感動した充実の3週間!
総武の楽しさを再認識できました(^^)

ご愛読ありがとうございました。それでは、またね〜。