真夏の戦い理事長杯:その3@総武CC アラフォー三兄弟

2011年08月10日


勝利の余韻に浸りながら、先ずは、完全に2回戦用に衣服を着替えます。 1回戦が早めに終わった事もあり、時間的な余裕がかなりあった事は、後々かなり有利でしたね。 次の対戦相手は、ハンデ+1の方とハンデ5の方の勝者。結局、18ホール近く戦ってハンデ5のS氏との対戦となりました。
初対面では、少し怖い方かなぁと感じていましたが、ラウンドしてみた所、ナイスガイな方でした(^^)。
後から聞いたのですが前年度優勝者。ちなみに予選同組に前年度準優勝者、なんだか因縁めいておりますね。

2回戦は東コースから。S氏はハンデ5なので9枚ハンデを頂きます。 半分ハンデホールなので、1回戦で経験取得したハンデホールを有効に使う事のみを重点に対戦開始です。
9枚もですかとS氏からスタートホールでジャブありましたが、いえいえ実力通りでございます(笑)と返し、東コースからスタートです。


総武CC|東1番

東1番:短い真っ直ぐロング。★ハンデなし。
このホールは、やはり距離が無いので、無難に前に打っておけばパーが拾える難易度の低いホール。
二人とも同じ左のラフ。S氏のセカンドはUTやや右目フェアウェー。長兄は6鉄でローフックで残り110Y。
あらっ?この場所、1回戦と全く同じ場所です。風も同じ。で、同じ番手AWでダブり気味も同じ。のった場所も全く同じでパーオン。
S氏のサードは、やや大きく7M近く。でも気合入れて来るだろうなと思っていたバーディトライはカップ脇。アブねー(汗)。
やはり午前中のO氏より実力は完全に上。こりゃ9枚でも厳しいかと思って打ったバーディトライは弱弱の弱で只のパー。分け。うーん。


総武CC|東2番

東2番:短いミドル。テイショットが狭い。★ハンデあり! ここから4ホール連続でハンデが付きます。さて、頑張ってボギー取ろうと思ってテイショットは、右にプッシュ! 大事に行こうと思ったらこれです。しかし、木に当たって、出てきました。ラッキー。 S氏が先にセカンド打つもグリーンオーバー。奥はガケ。暫定球はカラーに。長兄は5UTで勝負してグリーン手前のラフです。 奥はどうしようも無い場所なので、勝ちかなと緩めていたら、1回かち上げて、2回目のアプでOK。S氏ボギー。 流石に実力者は楽させてくれません。普通ダボでしょと思いつつ、長兄のはグリーン手前1.5Mのラフ。


さてと、2回戦は、超早めのテキサスウェッジ発動です。S氏は、これ見てなんて思ったかなぁ〜。 弟が見てたら「兄ちゃん、シベリア並みに寒い選択だよ!」と言われそうです。とは言っても、残り10Yから三回で勝ちなので、すいません。 適当にテキサスして1M半。これをバントして入れに行かないで、ボギーのハンデパーで勝ち。寒かろうが暑かろうが1UPは1UP。

総武CC|東3番

東3番:長いショート。右手前にバンカー。★ハンデあり!
1回戦で苦労したショート。テキサス発動のきっかけになったホールでもあります。
右に外すと、ピン位置も含めて以外と駄目ポジションなのを確認したので、4Wで左に打つ。予定通りオンせず、左のラフ。
S氏は、ナイスショットもグリーン右奥。ラフも深い。あそこは、ロブしか寄らないのでMAXボギーと計算。
で、長兄のアプはザックリ気味で8Mにオン。S氏は3M強に。長兄のファーストパットは1Mショート。
S氏のトライは、見ないで待つ。音がしないので、外れました。これを慎重に入れて、ハンデパーで2UPです。


総武CC|東4番

東4番:長さ普通の真っ直ぐミドル。★ハンデあり!
1回戦でドラがナイスショットで良いイメージがある。そのまま打つとナイスショットで280Yドライブ。
S氏は無難にセンターだが距離が出ていない。セカンドUTで打つも大きく左へ外す。
長兄は、1回戦と全く同じ位置で、残り130Y。同じ番手の9鉄で無難に打っておく。グリーン手前1.5Mのラフ。
この時点でこのホールの負けは、殆ど無くなりました。S氏はこの状況下で少しリズムを崩され2回のアプを要する。

さてとバントバント。テキサスウェッジ発動です。2回目のテキサス。S氏は、これも見てなんて思ったかなぁ〜。
深いラフからパターで10センチに寄せて、パーで勝ち。だって、ウェッジより寄るんですもん。すいません。3UPです。


総武CC|東5番

東5番:長いミドル。打ち下ろして打ち上げ。★ハンデあり!
またまたまたまたハンデホールです。基本的にボギーでも勝ち、ダボでも分けのホール。
長兄のティショットは、無難に行き過ぎて飛ばずのチーピン。いきなり貯金ができたから、思い切りが無くなりました。。。
セカンド5UTも右にプッシュ。サードは7鉄でバンカーIN。バンカーもやっと出て、ダボ死んだか?
但し、S氏も苦戦。1回戦の壮絶な戦いで疲労している様子。微妙なミスが続き、何だかんだでダボ。ハンデが効いて4UPです。


総武CC|東6番

東6番:打ち上げ。180Yのショート。★ハンデなし。
先ずは、ハンデのサービスタイム終了。でも4UP貰えたので、かなり楽になりました。
ここからは、残りのハンデホール5つを主眼に粘って行こうと心に誓ってラウンド。
このホール、1回戦はラウンドしていないので、当日は初めてのラウンドとなります。

オナーの長兄から。基本的にハンデなしのホールは、守ってもスコア的に敵わないので、4UTで右林の上から大フック。
これが大成功でピン奥にナイスON。しかし、S氏も実力者、あっさりパーオン。
やはり、普通に戦ってたら勝ち目無いですね。S氏のバーティトライは、スルリとカップ横でパー。ふぃー危ない。
長兄のラインは、下りスライスきつめ。ここは、無難に合わせてOKパー。分けで充分の結果。4UPかわらず。


総武CC|東7番

東7番:長いミドル。120Y付近から二又にベントと高麗でコースが分かれる。★ハンデなし。
基本負けの可能性が高いので、ここはドラの調整に使う。カット気味に丁寧に打つとフェードして右ラフ。まあまあ。
セカンドS氏がミスし、長兄はレイアップして同じ位置。残り100Y。先にS氏が三打目をキャッチ。
長兄も何も考えずにAWを持って、普通にショート。あれっ?何でドショート。。。風を考えてなーい!
今日始めてのジャッジミスかな。動揺した長兄はザックリ王子で何だかんだのトリ。ここでS氏に光をみせてしまう。3UPへ後退。


総武CC|東8番

東8番:フルバックからだと580Y近いので、総武では結構距離のあるロング。★ハンデあり!
流石に水を得た魚と言うか、歴戦の猛者。S氏のティショットは綺麗にセンターを捉える。
長兄は完全に切替ができておらず、チーピンでライ悪し。仕方なく9鉄でレイアップ。ハンデホールなので粘ってボギー狙いに変更です。
このあたりから、フラフラ感が強くなってきた感じ。コントロールが無くなって来ました。

S氏は流石のセカンドナイス。長兄はフラフラしながら7Wで残り100Yまで持ってくる。
S氏のサードは少し風に乗ったか?奥に外れる。長兄のAWは運悪くバンカーの傾斜に跳ねられて、S氏と同じ位置で4オンせず。
もう、いっぱいいっぱいの感じですね。実は、1回戦の朝一ロングで取られてから、先ほどの7番まで一回も取られてなかったんです。
実は少し耐性が無かったのかもしれませんね。ここからシーソーゲームに突入します。

S氏の奥からのアプはミス気味で3Mにショート。ここは、ラフが深いですね。
で、余裕が無い時の必殺技は?>>>テキサスウェッジ発動です(笑)。ショートは駄目だから強めに打つと、ピン下3M半へ。
やっと5オン。で、先に打った長兄のボギートライは、スコーン!とカップイン。たぶん予定していなかったS氏は外してボギー。
余裕が無い時のテキサスって最高だな〜。ハンデパーで、4UPに復活です。


総武CC|東9番

東9番:短めのミドル。★ハンデ無し。
比較的癒し系のスタンダードなミドル。まあ、S氏はパーでしょう。長兄はボギーでしょう。
長兄は左に曲げて、普通にボギーオン。ボギー。S氏はパーオン。パー。はい面白くも何とも無く3UPに後退。
まあ、割り切りできていますので、普通に終わらせて次と言う感じでしたね。


総武CC|中10番

中10番:短め真っ直ぐロング グリーン近くから打ち下ろし。★ハンデなし。
さて、終に最終ハーフ。本日2ラウンド目に突入です。半端無い暑さなのに2ラウンドって。本当にゴルフ○○ですなぁ〜。
連続ダウンは避けたいが、ハンデ無いしね。。。。まあ、お気楽にテイショット。S氏は特にセカンドまで書くまでもなくナイスショット。
いやー、実力の差が激しく出ております。疲れた時にこそ差が出るとはこの事ですね。まあ、勉強になりますので、傍観視。

長兄はドラ引っ掛け、5UTでレイアップはそこそこ。残り150Y打ち下ろしでアゲインスト。
無心で打った7鉄は、5Mにナイスオン。これは意味のある大きなショットでした。
ここ数ホール、グタグタだったので、基本S氏ペースだったのを止めたショットだと思います。
これを見て打ったS氏のサードは、突っ込み過ぎて、まさかの奥バンカー。チャンス到来。でも粘るS氏は2Mにバンカーから寄せる。
長兄は入れたいけど、3パンチは避けたいので、OKパー。まあ、充分です。目を瞑って待つと、音がしない。4UPに復活。


総武CC|中11番

中11番:短めミドル。セカンド以降、高麗とベントで二又に分かれる。 ★ハンデなし。
S氏のショットは書くまでも無く、ナイスショットナイスオン。あー、短いミドルはどうにもならないので、もう諦め。
ナイスガイのS氏、スポーツマンです。本当にカッコいいですね〜。
長兄は7W、5UTで残り25Y。行くしかないので、1.5Mにアプを寄せる。決めれば、分け。
少し強く、少し早く打ってしまったパットは、左カップを舐めて、入らず。あー、入れておけば楽になったが。まー、仕方なし。
これで3UPに後退。ご存知の通り、東7番から取った取られたの繰り返し。流れは混沌としております。


総武CC|中12番

中12番:長めミドル。ファエウェーが強めの左下がり。★ハンデあり!
やっと来たー!ハンデホールです。ハンデホールはここを含めて4つ。残りは7ホールで3UP。
ハンデホールで一つも取れば、基本的にリーチとなります。
S氏のティショットは、左を警戒しすぎたのか、右のラフ。レイアップも右のラフで距離も残る。
長兄のティショットは、軽いフックで久々にナイスショット。あー、良かった。

で、長兄は、S氏のセカンドを見て、チャンスだなと思いまして、セカンドでグリーン狙わず。レイアップ。
S氏、流石に難しいラフからのバンカー越えをのせる。でも5M近くある。
長兄は、それを見て寄せワンを捨て、グリーンセンターへアプ。5M少しにボギーホールドさせておく。
結果は両者共に入らず。ハンデが効いて、長兄の勝ち。4UPに復活。
でも、S氏は未だ諦めていなかったと思う。それくらい、ストイックに球に向かっていきます。


総武CC|中13番

中13番:少し長めのショート。右の林が迫り出している。★ハンデなし。
このホールは事実上お手上げ。距離通りに打つと100%林にぶつかります。
「アプローチに掛ける青春」作戦でグリーンに届かない4UTでショット。アプは3M強に寄る。
S氏ですか?普通にパーオンです。あードウにもなりません。
長兄の勝負掛け強気のパーパットも入らず、S氏が静かにパーで3UPに後退。凄いシーソーゲーム。でもホールが減って来ました。


総武CC|中14番

中14番:右ドック、長めミドル。★ハンデあり!
残り5ホールで3UP。ハンデは3回。ここを決めれば、ドーミーです。疲れもピーク。足に全く余裕が無い。
S氏のティショットは、目の覚めるような当たり。長兄はプッシュ気味で右ラフでゴルフ内容はお寒い限りです。
長兄の位置からはセカンド狙えず、まあ、元々無理だから9鉄でポコーンとレイアップ。残り80Y。
S氏の気合のセカンドは、残念ながら手前のラフ。S氏もここに来て1回戦の疲れが出てきたようで、距離が合わない。
長兄この距離は結構得意。無難にのせるのは比較的高確率で、グリーンセンター6Mにナイスオン。
S氏のサードは深いラフに阻まれて3Mまでパートライは入らず。長兄はしっかり打って2パットのハンデパーで4UPに復活。

ここまで来ました!予定通り来ました。残り4ホールで4UP。
でも、人間って、安心すると駄目なんですよ。状況判断もできなくなるし。。。


総武CC|中15番

中15番:短め真っ直ぐミドル、ライン出しが大事。★ハンデあり!
さーてドーミーなので、普通にやればと言う意識しか無く、前ホール達成感から「無難」にと言う守りの気持ちでいっぱい。。
ここで、この2回戦マッチで2回目の判断ミスを犯してしまう。それは、ハンデホールと言う事を完全に忘れていた事。致命的です。

ここまでショットの内容うんぬんではなく、武器である「ハンデ」を最大限に生かして戦ってきたのに、
その武器を放棄し、素手で戦いに挑むのは全く愚かな行為です。
結局気が付いたのは、初球の後に暫定球を打った時、何やってるんだ!ですよね。。。
初球は有ったのですが、乱れたリズムは取り戻せず、長兄はダボ。S氏はパーオンパーで3UPに後退。
やってもうた感が強く、これは少し流れを取り戻すのに時間が掛かると覚悟して、次ホールに進みました。


総武CC|中16番

中16番:短めのショート。アゲていました。★ハンデなし。
ハンデがありません。短めのショートです。S氏から見れば、癒し系のホールでしょう。
長兄も期待せずに、次のハンデホールで決める予定でした。でも、今思えばS氏も辛かったのかもしれません。
S氏のティショットは、ヒールだったのか?全くのショートでバンカーIN。
長兄のティショットは、無難に5UTで前進を狙う。更に引っ掛けを嫌がり、ベントグリーンの奥でどちらものらず。

ここで、S氏のセカンド、バンカーショットが、まさかのホームラン。下が固かったようです。
一応、ホームラン後の状況を見に行くと、奥バンカーでピンがやや奥目で下り。相当なショットでないと寄りません。

長兄の番です。ドロップした結果、ライはマズマズ。あまり深くないラフ。20Y弱。
でも、砲台がきついし、グリーンも少し下りが入るので、上げるしかない。もうやるしかない。
開き直りでSW開いて打った球は、ゆっくりとした放物線を描き、2M半をキャッチ。ボギーをホールドしました。

これを見て、ドーミーを迎えているS氏は入れるしか無い状況となり、ギリギリを狙ったバンカーショットはショート。
ここで、S氏から握手を求められました。ありがとうございます。虚脱感でいっぱいな状況です。
本当は15番で終わらせなくてはいけない状況だったのに、すいませんでした。


帰りの送迎車で、少しS氏とお話し、去年の優勝者だと初めて知りました。
そして、クラブハウスに戻ると競技委員長S氏を始めとする面々が仁王立ち(怖)。
S氏に声を掛けていましたが、S氏の敗退を知り、少し驚かれておりました。

来週も、O氏、S氏に報いる為にも、もう二つこなしたい。
先ずは、鬼のアイアンヒッターI氏ハンデ2が初戦となります。貰えるハンデは12枚。でもこの方は基本37回でラウンドします。
そんな事より自分ですよね。緩まない心を持って、この経験を糧に頑張ってきます。

それでは、またね〜。